展望
盆休み明けの出勤は辛いものがあったが、仕事はほぼ定時に終わったので幸いだった。
今日頑張れたのも会社の同期との飲み会があったからだと思う。気軽に本音で話せる仲間がいるのは本当に恵まれている。
やはり仕事の話題になり、各々が仕事場の環境、業務、人間関係の善し悪しを口から漏らしていく。
そんな中で会社が海外に支社を置きたがっているとのタレコミがあった。
競合他社はとっくに海外の需要に対して供給しているのにうちの会社は後手に回っているのだと卑下しつつ、この国内市場の動向から投じられる一手としては当然だと思った。
こういったニュースや本で見聞きする情報よりも比較的身近な部分でも少子高齢化および人口減少の影響を感じ始めたわけだが、はたしてうちの会社の目論みが実現するのはいつになるのだろうか。辞令を受けられるよう、ひいては辞令を果たせるように自分の能力を向上させなければならない。
酒に顔を紅潮させながら覚悟した。
盆休み
社会人になって早4ヶ月。お盆の繁忙期を経験して、仕事の辛さを理解し始めました。現実逃避が実家に帰りたい欲を高めていました。
そこからのお盆5連休。懐かしい地元を散歩したり、親戚や旧友と会って久々にまともな休暇を過ごしました。元の生活に戻るのが非常に辛いです。週休3日にしてくれないかなあ。
そういえばこの休み期間で本を一冊だけ読みきりました。経済に関する本です。タイトルは「日本人の勝算」といいます。
生産性の向上のために日本人および日本政府がどう変わる必要があるのかを科学的に分析し、日本人の寝惚け眼を醒ますような本です。
社会人になって身を滅ぼさないように買った本なのですが、馬鹿な自分でも分かりやすい本でした。先の参院選における経済政策論と絡めて考えてみると経済のみならず政治にも興味を湧いてしまいました。
生産性というと自分の周りには自己啓発に積極的だったり資格取得を目指して仕事をしながらも勉強する人が割と多いように感じます。
自分自身も業務に関わる国家資格を獲る意思があるので実現させたいし、取得した後も生涯学習を続けたいと思います。
そう思った盆休みでした。
あとこれからは日記みたいに一行でも毎日更新していきたいと思います。
食料問題
引越し作業、部屋のレイアウトを概ね終えた私ですが、最も重大な問題の解決には至っていません。
そう、食です。
私、燃費が非常に悪いタイプです。
太り難いと言えば聞こえは良いのですが、たくさん食べないと活動できないことは社会人にとって致命的な弱点です。
なぜなら満腹の多幸感を得るにはそれなりの費用がかかるからです。
よって継続的にできる限り安価でそれを得るには自炊が必至です。
ここで何を作るかが問題になります。
ただでさえ仕事があるので調理にかける時間は多くありません。毎回同じ味でも飽きてしまいます。かと言って冷凍食品では成分劣化が不透明で長期的健康状態への影響が分かりません。
これらのことから、生の食材を用い、アレンジを加え易く、まとめて作り、保存をし易い料理がベストであると考えました。
ん??あるじゃないですか!
家庭料理としてもグルメとして日本人に愛される料理が!!
そう!カレーです!!
具材もスパイスも味も各家庭、各店舗によって様々。個人の好みも多岐に渡ります。
私は、私のエネルギーの源となる私だけのカレーを作ると決めました。
そうと決まれば即行動。
ベースとなるスパイス5種を買い揃えました。
神戸スパイス スパイス 5点セット【100g各1袋】 コリアンダーパウダー ガラムマサラ ターメリックパウダー クミンシード カイエンペッパー スターター スパイスセット 業務用
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内訳
・クミンシード
・カイエンペッパー
・コリアンダーパウダー
これらのスパイスを用いて下記サイトを参考に調理していきました。
【永久保存版!】カレー好きなら覚えておきたいスパイスの基本方程式! | buono
完成したものがこちらです。
確かにスパイスから作ることで香り風味はレトルトや固形ルーよりも感じられました。
一方で今回できたカレーは辛すぎました。
等量のヨーグルトを入れないと食べられない程です。
しばらくはスパイスの配分に頭を抱えることになりそうです。
フレンチプレス
一人暮らしを始めて早1週間
家具の配達が概ね済み、
部屋の片付けも落ち着いてきました。
ここ数日ひたすら作業をしていたので、新しい街への興味がはち切れんばかりでした。
ちょうどコーヒーを淹れる道具を一式揃えたかったので、散策を兼ねて買い物に行くことにしました。
近くのショッピングモールに気になる料理道具屋があり、フライパン、鍋、皿やコップの他、コーヒー道具も一式売っていました。
そこでは
・フレンチプレス
・温度計
・コーヒーカップ
・キッチンスケール
を買いました。
他にもamazonで
・コーヒーミル
・ケトル
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豆はコロンビア(ハイロースト)を選択しました。
これで朝のコーヒーが飲めます。
実際に淹れてみました。
豆に対するお湯の量や温度は淹れ方
フレンチプレスは豆を熱湯で蒸らすようにしてコーヒーを作ります。蒸らす間に温度が下がるのでお湯は高めの温度で淹れる必要があります。
今回は豆15gに対して93度の熱湯を250ml注ぎ、4分間蒸らしてみました。
やはりドリップよりも豆のオイルを味わえます。コロンビアは焙煎の進んだ香ばしさが魅力の豆だと私は思っています。
それにしては酸味が強く過ぎて、苦味を引き出すことができませんでした。
やはり蒸らす時間が長い分、温度が鍵であると感じました。
次は思い切って95度の熱湯で蒸らしたいと思います。
新居
ようやく引っ越し作業が終わりました。
本格的に一人暮らしが始まっていろんな手続きに悩まされているところです。
一方で、自分と同じ境遇の人が何十万人もいると考えると頑張れるような気もしてきます。
ところで、私は一人暮らしをするにあたって、自転車をどのように保管するか考えていました。
安全を考えると室内保管の一択なのですが、スタンドの種類は様々なので、部屋の広さと他の家具から許容範囲の大きさのものを選びました。
それが以前にも紹介したバイシクルハンガーです。
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スペースはとらないし、床や壁も傷つけないし、組み立ても簡単(脚立はいるかも)。
これは買いですよね。
実際に取り付けたらこんな感じになりました。
思ったよりも省スペースになったので、他の家具に余裕が生まれました。
これで自転車を続けられます。
先ずはサイクリングルートを開拓したいと思います。
コーヒー
私にはコーヒー好きの友人がおります。
先日彼の行きつけのコーヒーショップへ所謂ペーパードリップ講習を受けてまいりました。
話を聞いて、コーヒーの奥深さを少しは理解できたのかなと思うと同時に、自分で豆選びからやってみたいな思いました。
もしかすると社会人になっても永く自転車を続けるかもしれない。キャンプにも挑戦するかもしれない。屋外で作るコーヒーは最高に美味かもしれない。
なんて他愛もない妄想も膨らみました。
主なポイントは以下の通りです。
・豆の焙煎度合い
・焙煎機の種類
・水の性質
・抽出温度と時間
・豆の保存
豆の焙煎度合い(ロースティングレベル)は主に
↑浅煎り
ライトロースト
シナモンロースト
ミディアムロースト
ハイロースト
シティロースト
フルシティロースト
フレンチロースト
イタリアンロースト
↓深煎り
に分けられ(店独自の規格もある)、
日本人が飲む機会が多いのはミディアム〜フルシティ、深くてフレンチだそうです。
焙煎機には
・直火式:焼き上がりは優れるがムラが起こりやすい
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・熱風式:ムラは起きにくいが芳ばしさに劣る
・半熱風式:直火式と熱風式の中間
があり、現在は半熱風式が多いそうです。
“現在は”というのは、焙煎技術の乏しかった一昔前は直火でひたすらに煎って提供するのが一般的だったという背景があるからです。当時はどの豆も煎りすぎて個性が分からなかったそうです。
アイスコーヒーに関しては低温により感覚が鈍くなるため、現在でも深く煎るのが一般的だそうです。
水の違いはコーヒーにとって致命的だそうです。
ミネラルが少ない軟水は夾雑物によるコーヒーの味への影響が少ないため、豆の特徴を感じやすいそうです。
硬水にはミネラルが多く、味やクセがあるため、重たい仕上がりになる一方で、場合により苦味のアップにつながるそうです。
抽出の適温は90度です。
高めの設定の場合は苦味が多く抽出され、低めの設定の場合は苦味の抽出が抑えられるようです。
また、苦味成分は酸味成分よりも遅く溶出するという特徴があるそうです。
そのため、コーヒーショップでは時、場合と豆によってその都度豆の量、挽き具合、温度と時間を調整しています。
また、抽出方法もいくつかあるそうです。
日本で多いのがペーパードリップで、所謂“安定な味”に仕上げることができる一方で、コーヒーオイルがフィルターでカットされるという欠点があります。またペーパーやリブの種類によって仕上がりを変えることができるのも特徴です。ペーパーは茶色いものは紙の匂いが残る場合があるため、白いものを選ぶと良いそうです。
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コーヒーオイルも味わいたい場合はフレンチプレスが良いそうです。ただし豆の味を全て引き出すが上に、豆によってはクセの強い仕上がりになってしまうそうです。
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コーヒーショップではエスプレッソマシンを使うことも多くあります。アメリカーノやカフェラテどちらもエスプレッソを希釈したものです。ちなみにカフェオレはペーパードリップで抽出したコーヒーを牛乳で希釈したものです。
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他にもエアロプレスやサイフォンといった方法もあるそうです。
今回はペーパードリップにおける豆の種類とローストレベルの違いを体験しました。
豆はエチオピア(ミディアム)、コロンビア(フルシティ)およびそれらを1:1でブレンドしたものを比較しました。
ちなみにこのコーヒーショップでは1人前(20g)のコーヒーをドリップを1分50秒から2分としているそうです。
ミディアムのコーヒーには広がる香りと植物の酸味が感じられる一方でフルシティのコーヒーには苦味と濃厚な芳ばしさを感じました。
両者を混ぜたものは酸味よりも苦味が勝っており、美味しいコーヒーを作るには苦味成分のコントロールが必要であることを実感しました。
最後にインドネシア(シティ)のコーヒーを頂きました。クセが強く好みの分かれる豆とのことでしたが、私の口にはドンピシャでした。友人は土臭いという表現をしていましたが、私はだからこそアウトドアで飲んだら美味しいんじゃないかと思いました。
是非とも寒空の下でフレンチプレスを使ったインドネシアコーヒーを飲んでみたいものです。